借りている店舗を居抜きで売却(神田)

成約済

借りている店舗を居抜きで売却(神田)

東京都千代田区
賃貸で借りている飲食店舗を、家主さんの協力を得て居抜き売却に成功しました。

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1度は閉店を回避したものの、1年後に閉店を決断


本居抜き物件は内神田の地下1階居酒屋。こちらのオーナー様には以前にも居抜き売却のご相談をいただいており、そこから少し時間を置いてから再度ご相談頂きました。

前回の相談時は運良く店舗を任せられる人材が見つかったため、オーナー様は賃貸借契約はそのままで店舗を借り続けることに。しかしその1年後このスタッフの退職が決まり、改めて閉店を決断。

お店も営業中で閉店については従業員へ未告知だったため、「秘密がもれることのないよう信頼できる会社へ相談したい」と以前面識があった弊社をお選びいただきました。

厨房設備が故障してても90万円で売却


本店舗は、JR「神田駅」徒歩2分に位置する、神田駅西口商店街至近の居酒屋居抜き。地下飲食店舗ですが専用階段があることでアクセスもしやすいお店でした。

席数24席で、ホールは目配りしやすいきれいなレイアウト。

厨房設備は、コールドテーブル3枚扉、2面縦型冷凍冷蔵庫、2面縦型冷蔵庫、4口ガスオーブン、炊飯器、製氷機、食器洗浄機、グリル、フライヤー、冷凍ストッカーなど。
コールドテーブルは故障している部分もありましたが、それを含め90万円で売買成功。

開業してあまり年数が経っておらず使い方も丁寧だったため、客席フロア・厨房ともきれいな状態。
グリストあり、ダクトはビル横1F部分に排気されており、引き継ぐ方が居酒屋などであればすぐにでも営業開始できます。

家主様の協力で居酒屋開業者が買取


こちらの店舗を買い取ったのは居酒屋の開業者。
もともとは全く別のエリアで検討しており、店舗そのままオークションの物件を内覧。その際、出店サポート担当がニーズをヒアリングしニーズを把握。本店舗をご紹介したところ、とても気に入っていただきました。

ただ、問題が1つ。
こちらの物件の取得費用が300万円かかり、出店者の予算(200万円)を上回ってしまいます。
そこで家主様へ弊社から相談、そしてハードな交渉。保証金の部分を減額していただき、予算に収まるようご協力いただきました。

家主様の居抜き売買を許可するメリットは、家賃収入のない空白期間なしで次の入居者が入るということ。
本物件の場合も、スムーズに引き継ぎが行えることが第一。かつ次の入居者が安定して経営していける見込みがあり、安定した賃料収入が望めたためご協力いただくことができました。


借りている物件で居抜き売却するには


実は、居抜き店舗の売買に協力的でない家主様も中にはいらっしゃいます。残念ながら、借主が居抜き売却を希望しても、家主様の許可がない限りできません。

借主が居抜きで売却するために最も注意すべきは、「家主様が居抜き売買で何に不安を感じるか」を理解しておくことが大事。
家主様は「次の後継テナントを募集する時はスケルトンの状態の方が見つかりやすい」と考えている方もいます。そのため、解約時には居抜きを残すのではなく原状回復工事を行い、入居中のテナントにはスケルトン状態で退去してほしいのです。

そこで借主が後継テナントを見つけ、スムーズに引き継げる状態を作ること、もしくはそのあてがあるとアピールすることで、居抜き売却が認められる可能性が高まります。

弊社は業界No.1で1600件以上の実績がございます。
その理由の一つは家主様・借主様のそれぞれの事情を熟知し、双方が納得できる調整が得意なのが弊社の得意分野であること。残念ながら、家主様への調整を省いて進めようとするなどここの調整をおろそかにする居抜き業者もいますので、ご注意下さい。

家主様に相談するべきか迷っているという方も、まずお問い合わせください。閉店者様にとって最適な手順をご提案致します。

居酒屋を居抜き売却するポイント


居酒屋の場合、他の業態(イタリアン・中華など)でも設備がそのまま使いやすいことから高値で売買できるケースが多くあります。

出店しやすい業態が多いと居抜きとしての需要も高まり、出店者間で獲得競争が起こります。そのため高値で売却できるのです。全て揃えると高額なグリストラップや排気ダクトなど、飲食店に必要な基本設備を備えているとさらにその傾向が強まります。

逆に、内装や厨房設備が独創的で他の業態に転用が難しい場合や、必要な基本設備が揃っておらず居抜きを買うメリットが少なくなる場合には造作譲渡価格の検討が必要です。

しかしお店に基礎設備が備っていない売却オーナーも、そこで諦めてはいけません。

居抜きの売却価格は、上記のような設備そのものの価値だけで決まるものではないからです。
立地や耐久年数、使い勝手、席数などさまざまな要素が絡み合ってその価値は決まり、また検討者によってどこに検討の重きを置くかも変わってくるからです。

一つ共通して言えるのは、引き継ぎの募集タイミングが高く売るためのポイントの1つ。
閉店のご相談は早めに動くことをおすすめしています。「まだ辞めると決めたわけではないのだけれど…」という相談も多くいただいておりますので、お気軽にご相談ください。

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