店舗売却・居抜き譲渡の専門用語

居抜き譲渡をするには?

居抜き不動産会社へ依頼し、引き継ぎ先を探してもらいます。
引き継ぎ先と造作物の売買を行い、家主さんと結んでいる賃貸借契約は解約します。
引き継ぎ先は新たに賃貸借契約を家主と結びます。

借りているお店も、家主様の許可があれば、居抜きで譲渡することができます。
入居時に交わした賃貸借契約で、「造作譲渡を禁ずる」という記載があっても、認めてもらえるケースが増えてきています。
まずは不動産会社へ相談してみましょう。

居抜きで譲渡することができれば、売主にはメリットしかありません。
そのまま渡すので、原状回復(解体工事)が不要。
通常であればかかってしまう工事費用が不要です。営業もギリギリまで続けることができます。
きちんと売却先を見つけることができれば、売却金を得ることもできます。

ただし、依頼先の不動産会社や進め方しだいで成約率と売却金額に大きな差がつく場合があります。

ポイントは2つあります。
①最初に居抜きの不動産会社に相談する
②どこに依頼するかは慎重に決める


①最初に居抜きの不動産会社に相談する
居抜きで譲渡するには、家主様の許可が必要です。
ですが最初に話すのは、あまりオススメしません。

居抜きで高く売るには「解約予告を出していない」方が有利です。
家主様への相談は解約予告に直結してしまうことがあり、注意が必要です。

また単に話したのでは、居抜きを断られ、契約通りスケルトン戻しを要求されることも。
話し方やちょっとしたコツで居抜きを認めてもらえる確率は大きく変わります。
家主様に相談する前にこういったことを知っておくことが重要です。

どういう風に話すべきかは居抜きの不動産会社がよく知っていますので、まずご相談ください。

②どこに依頼するかは慎重に決める
「スピード」か「価格」か。
売るに至った過程から、重視したいポイントは人それぞれ。
目的に合う会社を選ぶことが重要です。

最近は「転貸業者」「サブリース業者」が多く、「即買い取ります。」という話もよく耳にします。
スピードは魅力的ですが、安く買い叩かれてしまうことがあるため注意が必要です。
なぜなら、転貸をする会社にとってこの買取は“仕入れ”にあたります。
安く仕入れられるほど、利益を出しやすくなります。

だから、価格を重視するなら居抜き不動産会社がオススメです。 しかし、絶対居抜き不動産会社が高く売ってくれるかというとそうではありません。
相場以上の価格をつけて「自社専任」(※自分のところだけでの取り扱い)にしたがる業者もいるからです。

信頼できる会社が即見つけられれば何よりですが、それもなかなか難しい話。
そういった場合は、複数社からまず話しを聞いてみることをオススメします。

その中から、信頼できる会社を見極め、引き継ぎ先を探してもらうよう依頼します。


《参考記事》
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