カフェバー居抜き売却が１２日で完了、店舗売却金をリース支払いに補填（祖師ヶ谷大蔵）
- 東京都世田谷区
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カフェバー店の居抜き譲渡を行い、１７０万円で売却。造作譲渡代金を元手にリース物品を買取り、そのまま残置しました。リースが残っていた店舗の売買を、上手くサポートできた好例です。
カフェバー（２０１１年オープン）を閉店
２０１１年に個人の開業でオープンしたカフェバー。定休日は日曜日のみ、夜遅く22時以降も入店客を受け入れるなど経営努力を行ってきました。しかし、経営上難しい部分もあり、閉店の道を模索。
リースの支払いもあるため、この残債が残らないことが最低条件。次の飲食店出店者に引き継いでもらう、居抜き譲渡の募集をかけることにしました。
店は閉めず、営業を続けながら居抜きの募集を開始。閉店・引き継ぎの時期は決めず、次の方が現れた時点で相談する形をとりました。こうしておくことにより、リースや家賃などに余分な支払が発生せずスムーズに撤退できる確率があがります。
カウンター6席、テーブル2席の小さな飲食店
本店舗は小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵駅」徒歩4分。祖師ヶ谷大蔵駅から延びる商店街沿いの1F飲食店。カウンター6席、テーブル2席の計8席でひとりでも運営できる小箱店舗。
低投資、低初期投資で出店可能な1F店舗だったため、独立開業のバーやカフェを開業したい方にとっては比較的低リスクで開業できる物件です。
譲渡対象の厨房機器類は3面コールドテーブル（冷凍1）、製氷機、3口ガスレンジ、電子レンジ、トースター、ワインセラー、水槽、プロジェクター、モニター、シンク類など。
設備としてグリスト有り（埋設）・ダクトは建物裏で上向きでしたが、換気扇での排煙。そのため、煙・臭いの強い業態は入居制限を設けることにしました。カフェやダイニングバーなどであれば、即営業できる物件でした。
リースが残っていたのが縦型冷凍冷蔵庫。閉店すれば不要な上、支払のみが残ってしまいます。そのため、造作譲渡の売買代金で残債を支払い、一括買い取り。そのまま残置という形で店に残し、次の方へ譲ることにしました。
近隣のカレー開業者が１７０万円で店舗買取
買取ったのは、ちょうどその店舗の近所にお住まいの方。自宅近くで開業を検討しており、物件を探していました。ちょうど弊社から物件情報のメールが入りお問い合わせ。
よく知っている場所で家主さんとも知り合いだったため、スムーズに話がまとまりました。内覧から契約まで１２日のスピード感ある売買となりました。
出店希望客によって、設備よりも立地が大事なケースも
現在の設備がバー仕様であったため、カレー店を開業する入居者から見ると不要な厨房機器もありました。しかし厨房機器の価値だけでなく、「この場所でやる権利を手に入れる」というところに魅力を感じていただき１７０万円での買取を決定。
造作価格は物品の価値だけで単純に決まるものではありません。
店舗の立地や賃料などの条件面、また買取検討者の数にも影響されます。多くの検討者がいればいるほど、物件を取得するための競争が起こり、造作価格が高くなる傾向があります。
売却条件を良くすることはもちろん、徹底的にトラブルを避ける
多くの入居希望者にアピールするメリットは引き継ぎ先が見つけやすくなるだけではありません。より高く売却する仕組みが整っているのがわたしども「店舗そのまま閉店・売却サポート」。
電話（０１２０－９９－８５３８ 平日１０時～１８時受付）や下記フォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
こちらの店舗では、営業中に居抜き譲渡募集をかけたため空家賃などの閉店費用を支払うことなく撤退することができました。営業中の募集はメリットも大きいですが、トラブルも起こりやすい部分ので信頼おける業者さんかどうか確かめてから相談をすることをオススメします。
本店舗では従業員への物件に関するお問い合せ・写真撮影・店内で本物件に関する話題を話すことは厳禁など、秘密保持に努めました。
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