店舗売却で設備投資の残債をなくした小箱ラーメン店(駒込)
- 東京都北区
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設備投資の残債を回収し、借金なく居抜き閉店を行ったラーメン店の譲渡です。
開業1年でラーメン店を閉店
第2の人生としてラーメン店を始めたオーナー様。開業から1年、儲けはわずかながらも黒字で経営してきました。
しかし、オーナー様も60歳を超え、お母様の体調が優れず看病の必要が出てきました。朝早く夜遅い飲食店を続けたままでは、看病は無理と判断。入居時にこの居抜き物件を紹介したのは弊社で、その時の対応が丁寧だったと覚えて頂いていたことから、担当へ閉店を考えているとのお話をいただきました。
本店舗は駒込商店街を抜けた住居立地のラーメン店。7坪弱の店舗で家賃は9万円。低投資の出店が可能な店舗なため、独立開業者を中心にご紹介をしていくことに。
業態そのまま!ラーメン店開業者が居抜き買取
本店舗を買取し、引き継いだのは同じくラーメン店の独立開業希望者。1人で運営できる店舗を探しており、こちらの店舗物件の7坪の大きさはぴったりでした。
本店舗の設備はまだ購入時の支払い残債が残っており、この額を基にして造作売却価格を決定。オーナー様に閉店後に借金が残らないよう、可能な限り売買金額の調整を行いました。結果的には180万円、借金が0になる額での売却が決定しました。
引き継ぎのオーナー様は同じ業態のため即営業も可能な状態。厨房などもいじらず、店前看板と少しの内装を変える簡単なリフォーム工事のみで開業しました。
店舗売却の成功確率を上げるポイント
店舗売却ができた理由として、閉店後や解約予告を出す前、まだ営業中のタイミングでご相談いただけたことが大きなポイントでした。
賃貸借契約では、お店を閉めてもその場所を借りている限り家賃の支払いも発生します。今回店舗を引き継いだ方は独立開業で公庫の融資制度を利用。物件の内覧・申込み~成約・売却に至るまで融資も含め2ヶ月もの時間がかかりました。もし、閉店してしまった後に店舗の売却をしたいとお話しをいただいていたら、この方の準備期間も待つことはできず180万円での売却も難しかったでしょう。
撤退の日取りや原状回復の期限が差し迫っていると、その物件に入居したい出店者側はギリギリまで待っていれば譲渡金額を支払わずに店舗を手に入れる、そんな交渉も可能になってくるからです。
今回はこの方の融資審査の期間も営業を続けることができ、無駄な賃料を支払うことなく、また店舗売却の金額も維持ししつつ、スムーズな店舗の譲渡ができました。
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