最初に選んだ居抜き業者で苦労した、観光地ラーメン店の移転売却
- 川越
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西武新宿線「本川越駅」から徒歩7分・東部東武東上線「川越駅」から徒歩11分ほどのラーメン店の居抜き売却。
小江戸川越と呼ばれるこの周辺にはノスタルジックな建物も多く、都心近郊の観光地として著名なエリアの一角にあるラーメン店。
最初に選んだ居抜き業者の誤った対応に振り回されてしまい、わたしどもに売却の再依頼を頂きました。
具体的な買い手がつかなかった状態から、正しい対応方法で再スタート。
するとすぐに多くのお申し込みをいただき、設備造作を希望額で売却!
閉店理由は、移転してより大きな売上を狙いたいから
かなりの人気エリアではあるものの、今よりもっと大きな店でやりたいということで売却を決意。
移転にあたり、「造作を売却し、ある程度の移転資金の確保をしたい」というのがオーナー様のご希望でした。
このように移転のために今のお店を売却したいという方は多く、弊社にはそのような方の売却サポート実績が数多くございます。
想定を超える査定額に驚いたオーナー様。しかし・・・
実はわたしどもにお声がけ頂く前に、複数の居抜き業者に相談していたテナント様。
相談していた業者から提案された金額は、自身の想定額を遥かに超えるものでした。
一方で出店側としての相場観もお持ちのオーナー様は、「そんな金額で本当に売れるわんだろうか…」と半信半疑。
高額で売れるに越したことはないのは間違いないということもあり、金額提示したとある1社に「そこまで自信あるならお願いします。」と依頼をすることになりました。
しかし成約どころか、具体的な買い手の候補が上がるまでも話が進みません。
困り果てて、わたしどもにご相談頂いたという方でした。
高値で募集することがゴールではない
お伺いしてみると、提示を受けた額は相場からかけ離れたかなりの高値。
わたしどもの過去の成約データと比較しても、さすがにこれでは誰も手を挙げないというような条件の付け方でした。
わたしどもの目から見た査定額とその査定根拠をご提示すると、売却テナント様も納得。
また、賃貸借条件の変更もありえるため管理会社様にもお会いし、貸主側の諸条件もすみやかに確認。
さっそく募集をスタートしたところ前述したように、複数の方から手が挙がり造作価格を満額かつスムーズに契約締結ができました。
むやみに高額提示する業者に注意
他のご相談者でも「複数の業者に声掛けして一番高額を提示してくれたところに依頼しようと思っている。」という方がいらっしゃいます。
もちろん高額で売却できればベストではありますが、根拠なくやみくもに高値で募集を行うのは【本当に危険】。
業者側の事情を話してしまえば、「高額を提示するだけならカンタン」です。
ただし「売却成功するかどうかは全く別の話」。
高額で募集することが目的ではなくて、成約することが本当の目的です。
今回のテナント様は早い段階で「この額では売れるわけない。」と見切りを付けてわたしどもにご相談頂きましたが、もしいたずらに募集期間だけ伸びてしまうとどうなるでしょうか?
「あそこの物件は高いよね。」という悪評だけが広がり、その後たとえ妥当性のある額に修正しても決まりにくくなってしまいます。
納得できる説明をしてくれるか
店舗を売却するために絶対に必要なこと、それは造作金額が適切な金額であること。
では造作売買の適切な金額とは?
適切な造作価格とは設備や立地を考慮し、算定した金額になります。
それぞれのお店が設備環境、立地が全く異なるためどこでも共通する基準というものは出し辛いというのが正直なところ。
造作の適切な金額は、「あらゆる立地であらゆる業態での成約実績を持つ」経験豊富な業者でなければなかなか出すことはできません。
そして最も重要なのは「なぜその金額なのか?」の説明が、売主様にとって納得できるものであること。
疑問に思ったこと、質問に対して根拠や経験に基づいた納得できる説明ができることではないでしょうか。
ぜひ業者を選ぶ時の参考にしていただければと思います。
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